傘はこれ以上進化することはない

江戸時代からほとんど形状の変わっていないものの一つに傘がある。これほど変わらずにみんなが使い続けているものは他にないのではないだろうか。

最近では、雨を避けるためのドローン、なんてものも開発されているようだけど実際に使えるようになるのは5年ほど先だろう。

本も江戸時代から形状自体は変わっていないが、電子書籍が一般的に広まってきたし、そもそも中身が変わりすぎている。5年以内には紙の書籍はほとんどなくなっているだろう(と5年前くらいから思っている)。

 

世の中が便利になって、なんでも最新のものにアップデートすることが素晴らしい、という考えが広まっているようだけど、個人的には気に入って使っていたシステムが使えなくなって不便だなと思うことの方が圧倒的に多い。何から何まで新しくなってしまうのは少し寂しいなとおもう。

 

「最新版」と聞くと気になって飛びついてしまう人々が多いらしいが、大抵最新版のものは不安定だし、すぐに改訂版が出るのでもったいない。やっと安定し始めたな、と思う頃にはもう新しいものが出ているという現状が改善されればいいのにな、ホトトギス